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【弁護団声明】Colabo・仁藤夢乃氏から江藤貴紀氏(音無ほむら/エコーニュース)に対する 勝訴判決確定・被告による賠償金支払い及び記事削除のご報告

一般社団法人Colabo及び仁藤夢乃弁護団

 

一般社団法人Colabo及び仁藤夢乃さんは2023年2月22日に江藤貴紀氏(Xアカウント名は「音無ほむら」、「エコーニュース」と題するウェブサイトを運営)を提訴し、東京地方裁判所は2024年9月24日、江藤氏に対し、不法行為(名誉棄損及び名誉感情侵害)についての損害賠償金として、Colaboに対し165万円、並びに仁藤さんに対して220万円を支払うよう命じました。江藤氏は控訴しましたが、東京高等裁判所は2025年3月19日、控訴を棄却しました。上告はされず、江藤氏の敗訴判決が確定。江藤氏は利息を含め410万円以上をColaboに支払い、関連記事を削除したことをご報告致します。

本件訴訟は、江藤氏がColaboについて「大量脱税の疑いがある」「自身が所有するアパートに若い女性を住まわせて、その受給する生活保護費から毎月家賃を徴収して3億4000万円以上の収益をえることを目的として、10代の知的障害者をアパートの入居者として勧誘している」などとネットに投稿し拡散したこと等について名誉棄損にあたるとして提訴したものでした。

江藤氏は「法的見解を述べた」「仮定した場合の一般的な問題点を指摘した意見ないし論評」と弁明しましたが、判決は「疑問形の形式をとりつつも脱税の事実を摘示したとみるのが自然」等と江藤氏の主張を全て退け、真実性も真実相当性もないとして名誉棄損の成立を認めました。

また、本件判決は、江藤氏が、仁藤さんが高校の文化祭でフランクフルトを食べている写真について、「疑似口腔性交」「疑似フェラ」等の卑猥な表現を用いて仁藤さんを侮辱する投稿を多数行ったことについて、江藤氏の行為は「敢えて原告仁藤を性的に揶揄する意図の下で、本件写真に卑猥な文言を加えて本件各ツイートをした」「社会通念上許される限度を超える侮辱」にあたると認定し、名誉感情侵害及び肖像に関する人格的利益の侵害を認めました。

以上に述べた通りColabo及び仁藤さんの主張が全て認められた完全勝訴を得ることができたこと、認容された損害額が高額であることなど、この勝訴は、昨今インターネット上に蔓延している、女性差別的な動機に基づく攻撃について参照されるべき重要な成果であると考えています。

他方江藤氏は、「取材と裁判準備の寄付を募集」として、ネット上でカンパを募り、同氏によるとその金額は「入金総額1310万1204円(個人口座限定)。弁護士費用660万円ちょうど(コラボ相手とモブ開示合計。また被告事件の報酬金は経済的利益を排除した額によるMAXの132万円で計算(もしコラボに取られたら、訴訟費用はより高くなる)」(2023年9月26日ツイート)とのことで、事実であれば、損害賠償額以上の利益をカンパによって得たことになります。

「多くの人が支持するミソジニーな動機に基づく嫌がらせをすることによって加害者が収益を得ることができ、その代理人弁護士もそれによって報酬を得られる」という状況、いわば「ミソジニーの収益化」というべき深刻な事態が起きていることを多くの方に知って頂き、私たちの社会は何をすべきかの議論を喚起したいと考えます。完全勝訴判決は喜ばしいことですが、デマ・誹謗中傷によりColaboが被った深刻な被害はいまだ回復していません。虐待や貧困によって家庭に居場所がない少女を暴力と性搾取から守ろうとする活動がここまで貶められ、攻撃を受ける社会であるということを、多くの方に重く受け止めて頂きたいと願います。

この裁判を支援して下さった皆様に心より御礼申し上げます。

 Colabo・仁藤夢乃氏から江藤貴紀氏(音無ほむら/エコーニュース)に対する勝訴判決確定・被告による賠償金支払い及び記事削除のご報告

■東京地方裁判所での判決:エコーニュース(江藤貴紀)に385万円の賠償命令(2024年9月24日付)
https://colabo-official-old.113110.cloud/houkoku20240924/

■報告会の動画をこちらからご覧いただけます。


【スタッフインタビュー】企業で働くことと、Colaboでの活動の違いとは? 活動を通して見えてきたもの

Colaboではどんなスタッフがどんな想いで活動しているのか。企業で働くことと、Colaboでの活動の違いや自身の変化について、活動3年目のスタッフに聞きました。

―Colaboではどんなことを担当していますか。

日々の事務局運営を担当しつつ、シェルターの整備、バスカフェや拠点での少女たちとの関わり、研修や支援者の方々とのコミュニケーション、能登での被災地支援などさまざまな活動を行っています。

 

―Colaboで活動する前はどんな仕事をしていましたか?

企業に勤め、8年程社長秘書をしていました。セクハラは日常茶飯事で、女性を軽く扱ったり、女性は奥に引っ込んでいる存在として扱われていました。表に立つことや、自分がやりたいことや言いたいことを発言できる機会はなく、影のように生きることや、男性たちの反応を気にしながら仕事をすることが当たり前になっていました。

それでも生活のために続けてきましたが、転職を考えていた時にColaboが求人募集していることを知り、男性のために力を尽くすのはもうやめたい、フェミニストのリーダーのところで活動したいと思い、応募しました。

自分にできることはないと思っていたので、自分が採用されるとは考えていませんでしたが、それでもできることがあるならなんでもするという気持ちで応募しました。

 

―それまでの仕事とColaboの活動との違いはありますか。

Colaboでは、自分の考えは?あなたはどう思う?と問われることが多くあります。それは今までの仕事では経験のないことだったので、はじめは戸惑いがありましたが、自分の意見や考え、こんなふうに感じているということを聞きたいと思ってもらえることが嬉しかったです。

秘書時代は、人の機嫌に左右されて動くことが多く、上司の機嫌が悪ければすべてが白紙になったり、スケジュールが全部飛んだり、関係先に自分が謝ることが普通だと思っていましたし、社長の一声で独断的に決まるということばかりでしたが、Colaboでは、目指す社会や団体としての在り方、活動の一つひとつについて、みんなが同じところを見ながら、達成するまでみんなでやるというところが全く違います。

一方で、企業では、大人数で業務を回していくために、いちスタッフに負わされる責任は小さくなっていますが、Colaboは少ない人数で多岐にわたる活動、それも出会う少女たちの人生に関わる活動をしているので、一人ひとりの責任が大きいです。自分の一つひとつの行動が重要で、少女たちや応援者の方々との関係性、Colaboの活動そのものに影響するということに覚悟を持って取り組むという部分では、最初はすごく緊張しました。

 

―それをどう乗り越えていきましたか。

一緒に活動している人たちがどうやっているのかから学んだり、自分ができないことがあったときにもどうすればよかったのかを一緒に考えてくれるので、次からはそうすれば良いんだと自分でも考えることができるようになっていきました。

会社員時代は、業務をこなすための表面的なアドバイスをしたり、されたりすることが多かったですが、Colaboでは、もっと深いところで少女たちともスタッフ同士も自分たちの姿勢やあり方を問うたり、一緒によりよくするための方法を考えたりしています。

 

―活動一年目、二年目はどのような時間でしたか。

一年目は自分が知らないことが多すぎて、活動についてもしっかり理解していなかったので、活動しながら知っていく時間でした。その中で、Colaboに対するデマ拡散や誹謗中傷など深刻な妨害があったため、Colaboが対峙しているものがどれほど大きなものなのかを実感し、だからこそこの現状を変えていく必要があることを強く感じる一年でした。

二年目からは、自分自身も一緒に活動を作っていく一人だと意識して活動しています。

 

―Colaboで活動して変わったことはありますか?

自分の人生を生きていけるようになったと思います。友達には「本来のあなたらしさが戻ってきた」と言われて、嬉しかったです。

私は結婚することが当たり前という価値観のなかで育ってきたので、自分もいつか結婚しなきゃとか、早くしなきゃという考えにとらわれていました。新卒で就職した企業の面接でも彼氏がいるかを聞かれ、就職後も「彼氏ができたの?結婚は?子どもは?」と聞かれる毎日でした。そういうことを言われなくなるなら結婚したほうがまし、もういいや、という感じで結婚しましたが、離婚したいとずっと考えていて、Colaboで活動する中で離婚に踏み切れたのも自分にとって大きな変化です。

Colaboでは、スタッフのおかれている状況も一緒に考えてくれて、日々声をかけてもらったり、怒りを言葉にしてくれたり、サポートもたくさんあったので、離婚することができました。

家に帰るとモラハラで「お前が悪い」と言われたり、そういう気持ちにさせられることがすごくあって気持ちが沈んでいったけど、Colaboで活動していくと自分が主体的になって取り組むことがすごく重要で、こんなこともやるんだ、私もこれやっていいの?と思うようなことがたくさんありました。そういうことを求められて自信がついていくので、結婚していなくても自分はやっていけるし、むしろそのほうが良い人生になっていくだろうという想像もできるようになりました。活動を通してそういう小さな自信を付けていくことが一歩踏み出す力になりました。

また、活動を通して自分の幼少期からの経験を振り返ったり、社会構造を見つめながら、自分はこういう状況だったんだな、自分の経験って女の子たちと一緒だなというように、今まで振り返らないようにしていた自分の人生を振り返るようにもなりました。

 

―活動を続ける理由はなんですか。

おかしいことが起きたときに「おかしい」と声をあげることで人と繋がり、同じ気持ちを持っている人たちに出会えることがとても嬉しいです。そういう風にして今までColaboは十数年も踏ん張り続けていて、これから性搾取をなくすために、もっと多くの人とつながりたいと思っているので、そういう想いを持つ人たちと出会ってつながっていくということが楽しみです。

女の子たちと出会ったり、一緒にご飯を食べたり、一緒に活動したりするなかでも、気持ちが通じる瞬間があること、言葉を交わさなくても通じる瞬間もすごく嬉しいですし、「Colaboの○○さん」ではなく、人として、人間として、当たり前のことを当たり前にできるような時間を一緒に積み重ねていけることを嬉しく思います。

それは、企業に勤めていた時には感じられなかった気持ちです。企業では、怒ったり、怒りを表明することはタブーで、特に女性に対してはそう。嫌なことがあっても怒ってはいけないというふうにみんなずっと思わされ続けています。でも、Colaboだったら、その怒りが重要だし、怒っていいし、その怒りをみんなで共有して力にしていく。そういうことを続けていきたいです。

Colaboで活動するなかで、社会に対して何かおかしいというようなぼんやりしたものから、社会構造を見つめ、こういう構造だからこういうおかしさがあって、それによって女性たちがこんな苦しい状況になっているんだと、見えるものが鮮明になってきました。そして、自分が抱えてきた怒りがなんだったのか、受けてきた扱いがどういうことだったのかを捉えなおすことができました。

この痛みを感じているのは自分だけではなく、多くの少女や女性たちが感じていることですし、だから変えていきたいという思いが強くなりました。

 

―今、Colaboでは求人募集をしていますが、どんな人に応募してほしいですか?

簡単な活動ではないので、覚悟を持って一緒に取り組める人。独りよがりでなく、自分ごととして考えて行動することができて、女性が性搾取される社会を変えていく、そこを目指して一緒にやってくれる人と出会えたら嬉しいです。

 

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【採用情報】事務局・プロジェクトマネージャー募集

「10周年記念誌 活動する人・支える人特集2021」でもこれまでのスタッフインタビューを掲載しています。

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【勝訴報告】「ミソジニーと権利の濫用~女性支援に対する一連の攻撃と、少女達に今起こっていること」報告集会を開催しました。

「ミソジニーと権利の濫用~女性支援に対する一連の攻撃と、少女達に今起こっていること」をテーマに、報告集会を開催し、8つの裁判の勝訴報告と、Colaboに対するデマ拡散とその影響、悪化する少女たちの置かれた状況についてお話しました。

2024年9月26日、暇空茜(こと水原清晃)がColabo弁護団の神原弁護士を訴えた事件の判決において、裁判所が、暇空茜による「デマ」11個を認定しました。
それらの発信の動機が「女性差別」に基づくこと、そして、情報開示請求及び住民監査請求が、Colaboに対する嫌がらせ目的であることも認められた画期的な判決を得ました。

この間、Colaboをはじめ多くの団体や組織が、彼らによるデマの拡散や誹謗中傷によって活動を妨害されてきました。今回の裁判では、それらの攻撃がミソジニーをベースにしたものであること、そして市民の権利を濫用したものであるということが裁判所に認定されました。

「トー横」や「ホスト問題」、都が運営する青少年支援施設「きみまも」での事件など、今、少女達を取り巻く環境は悪化の一途をたどっています。

これまでの裁判の経過と成果を振り返り、ミソジニーと権利の濫用という社会現象について、一連の攻撃が少女達にもたらした影響とともに、Colabo代表の仁藤、理事、弁護団らよりお伝えしました。

一連の裁判はまだまだ継続していますので、今後予想される議員に対する判決や、暇空氏の刑事事件の行く末等も含めて、暇空案件の中間総括と展望についてもご報告しました。

Colaboは他にもいくつもの裁判を抱えており、これまで当然全て勝訴しておりますが、費用も労力もかかっています。
デマを信じて寄付者が離れていったこともあります。デマの影響により東京都との連携も困難になり、2023年度から、少女たちを支える活動は市民の方からの寄付で継続しています。

ぜひ引き続きのご支援をよろしくお願いします。

2024年10月2日 一般社団法人Colabo

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■報告集会動画
「ミソジニーと権利の濫用~女性支援に対する一連の攻撃と、少女達に今起こっていること」

・連帯挨拶:本村伸子衆議院議員(日本共産党)、石垣のりこ参議院議員(立憲民主党)
・ 8つの勝訴、概要説明
・裁判経過のご報告:弁護団
・連帯メッセージ:伊藤和子弁護士、辛淑玉氏(のりこえねっと共同代表)
・一連のデマにより失ったものの大きさと、少女たちの状況:Colabo仁藤
・連帯挨拶:大石晃子衆議院議員(れいわ新選組)、大椿裕子参議院議員(社会民主党)
・少女たちの声
・Colabo理事からの発言:角田由紀子弁護士、田中優子氏
・質疑応答

■配布資料
裁判の論点と裁判所の判断一覧
暇空茜が神原元弁護士を訴えて敗訴した裁判(9月26日判決)の判決概要
浅野文直氏(自民党川崎市議)に対する訴訟経過説明
Colaboとつながる少女・女性たちからのメッセージ

※これまでの裁判報告はこちらからご覧いただけます

 

◎暇空茜こと水原清晃氏に関連する7つの裁判結果(2024年9月28日時点)
(1)2023年8月24日判決 のりこえねっと勝訴(著作権侵害通報)
判決文:http://www.mklo.org/archives/1831

(2)2024年8月1日判決 のりこえねっと勝訴(著作権侵害等)
判決文:http://www.mklo.org/archives/1984

(3、4)2024年2月5日、6月20日判決 伊藤和子氏勝訴(名誉棄損等)
判決文:https://note.com/1623354/n/n4d19cd122ffd

(5)2024年7月18日判決 Colabo勝訴(名誉棄損)
【勝訴報告】暇空茜こと水原に名誉棄損で賠償命令
【弁護団声明】暇空茜氏に対する名誉毀損訴訟・地裁判決についての弁護団声明

(6)2024年9月18日判決 太田啓子氏勝訴(名誉棄損)
参考:https://x.com/colabo_yumeno/status/1836279708327309394
判決文:http://www.mklo.org/archives/2019

(7)2024年9月26日判決 神原元氏勝訴(名誉棄損)
参考:https://x.com/colabo_yumeno/status/1839162979943854176
判決文:http://www.mklo.org/archives/2019

その他にも、暇空茜の攻撃に便乗して誹謗中傷やデマ拡散を行なっていた加害者(エコーニュース・江藤)にも385万円の高額な支払いを命じる判決も得ました。
【勝訴報告】エコーニュース(江藤貴紀)に385万円の賠償命令

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■メディア掲載

・弁護士ドットコム『一連の裁判で「暇空茜氏に勝訴」 Colaboと弁護団が報告会見』(2024年10月2日)

 

連帯のご挨拶をいただいた本村伸子衆議院議員(日本共産党)、石垣のりこ参議院議員(立憲民主党)、大石晃子衆議院議員(れいわ新選組)、大椿裕子参議院議員(社会民主党)


【勝訴報告】エコーニュース(江藤貴紀)に385万円の賠償命令

エコーニュースというブログサイトを運営している江藤貴紀氏をColaboが訴えた裁判で、東京地方裁判所は、2024年9月24日、エコーニュース江藤氏に385万円の支払いを命じる判決を下しました。

Colaboの「大量脱税」「貧困ビジネス」「詐欺罪が成立」「役員が女子のお祝いとして1万円の和牛コース料理を食べた」「アパートに知的障害者を勧誘し住まわせて貧困ビジネスを行っている」等の被告の主張がデマと認定されました。

また、被告が仁藤の学生時代の写真を性的に侮辱する意図で拡散したことについて、裁判所は「敢えて原告仁藤を性的に揶揄する意図」で「立場を貶める目的で投稿」し、「活動に支障が生じるもの」と認定し、被告に対して、仁藤へ220万円、Colaboへ165万円の支払いと投稿の削除を命じました。

被害の影響は深刻で、今も続いていますが、一昨年から深刻化したColaboに関するデマや誹謗中傷の裁判で7つめの勝訴となりました。

記者会見動画
・判決について神原弁護士より報告
・代表仁藤より報告
・質疑応答

■判決文 http://www.mklo.org/archives/2014

本件の被告も、裁判やColaboに関する調査等の名目で、2千万円以上のカンパを集めています。
今回賠償が命じられた金額は名誉毀損の裁判としては高額とのことですが、それでも加害者たちが儲かってしまいます。

被告はSNS上では「大量脱税」等と威勢良く投稿していますが、裁判では、事実を摘示したわけではないと主張し「何を根拠に書いたかは覚えていない」などと逃げ惑っていました。

さらに被告側は、仁藤が学生時代に高校の文化祭でフランクフルトを食べている写真を「ゆめにゃんのフェラ画像」として拡散したことについて、「フェラ フランクフルト」で検索した卑猥な画像を大量に書面で提出。「フランクフルトは男性器の象徴である」などと主張し、裁判を通して性的なハラスメントを受けることにもなりました。

被告は仁藤の学生時代のプライベート写真を800枚以上保管していると宣言し、仁藤が友人と海に行った時の水着の写真を公開して、消して欲しかったらブロックを解除して連絡するように要求する投稿もしています。

被告は2015年ごろからColaboに関する事実に基づかない投稿を行っており、仁藤の自宅やColaboの活動拠点を調査の名目で探ったり、訪問し、そのことをブログで投稿したり、事務所の電気が何時に消えたかを見張って投稿するなどしています。

裁判の判決が出た後も被告はColaboや仁藤に対する誹謗中傷を繰り返し、この裁判についても控訴すると宣言。さらなるカンパ集めを行なっています。

また、被告は、Colaboの記者会見において弁護団の弁護士が本被告を「ストーカー」と称したことに対して、発言者のみならず、会見に同席していたほかの弁護士とColabo役員を訴える訴訟を起こしています。裁判を起こすこと自体を嫌がらせとして行ったり、それをもとにカンパを集めることは司法への冒涜でもあり、これについて、100名以上の弁護士が弁護団となって、裁判を闘っています。

本件に関する弁護団声明:Colabo関係者及びColabo弁護団に対する攻撃についての弁護団声明

女性支援を攻撃することがビジネスになる、こういう現状に歯止めをかける方法を社会は考えていかなければなりませんし、そのためにも多くの方に一緒に声をあげていただきたいです。

Colaboはたくさんの裁判を抱えており、これまで当然全て勝訴しておりますが、費用も労力もかかっています。
デマを信じて寄付者が離れていったこともあります。デマの影響により東京都との連携も困難になり、2023年度から、少女たちを支える活動は市民の方からの寄付で継続しています。

ぜひ引き続きのご支援をよろしくお願いします。

■メディア掲載
・Yahoo!ニュース『Colaboに対して「大量脱税」などと投稿 「音無ほむら」名乗る男性に合計385万円の支払命令』(2024年9月24日)

・犬飼淳のニュースレター『Colabo対エコーニュース 名誉毀損訴訟 一審判決の成果と課題』(2024年9月25日)

・弁護士JPニュース『「Colabo名誉毀損裁判」で385万円の“異例の高額賠償”命令…ネット空間で深刻化する「社会が壊れる危険」』(2024年9月26日)

■これまでの記者会見の動画も合わせてご覧ください
【報告集会】ミソジニーと権利の濫用~女性支援に対する一連の攻撃と、少女達に今起こっていること(2024年10月2日)
Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見(2022年11月29日)
若年女性支援団体に対する深刻な妨害に対する東京都の対応に関する記者会見(2023年6月1日)


【要望書提出】新宿区長によるColaboに関する不正確な発言の撤回を求める要望書と意見書を提出しました

新宿区長に対して、Colaboより以下の要望書を、代表理事の仁藤より意見書を2024年9月13日に提出しました。
私たちは、事実に基づかない発言の撤回と、バスカフェの新宿区役所前での再開を求めます。

 

新宿区長 吉住 健一 様

新宿区長によるColaboに関する不正確な発言の撤回を求める要望書

一般社団法人Colabo

1 2024年7月22日(月)に四谷地域センターで開催された「区長と話そう~しんじゅくトーク」において、吉住区長から当法人に関し、事実と異なる発言がなされたことを確認しました。
吉住区長は、Colaboが東京都と新宿区と三者協定を結んで2022年度まで行っていた「若年女性支援事業」について、
『Colaboが ①「国の補助金で購入」したピンクのバスで活動しており、②「そのバスで政治活動」を行い、③東京都がそれを「目的外使用である」とした。さらに、東京都に対する監査の過程で協力を求められた際、Colaboが ④監査に領収書を確認させず、⑤東京都が「公金として支出したものについてのチェックができない状態に陥っ」た』という趣旨の発言をしました。(新宿区が開示した議事録を文書の最後に添付します。)
しかし、①から⑤は、事実ではありません。
そして、吉住区長はそれらを理由に、Colaboが2022年3月まで10代女性向けの支援活動として「バスカフェ」の活動を行っていた新宿区役所前の貸し出しについて、「行政機関として、公有地の貸し出しや、公金による補助を継続的に行うことは難しくなった」と説明しています。

2 吉住区長の発言が、事実に基づかないことを説明いたします。
① ピンクのバスは国の補助金で購入したものではなく、民間公益団体の助成により購入したものです。
② Colaboが活動に使用しているピンクのバスを用いて政治活動をした事実はありません。
これは、「国の補助金で購入されたピンクのバスで政治活動をやってしまったのですよね、 都庁前で」と区長が発言されていることから、2023年3月22日にバスカフェの活動を中止させた東京都に対して、市民の方が行った抗議活動を指していると思われます。
この日はもともとバスカフェの開催日でしたが、東京都がColaboに中止要請を行ったため、Colaboは開催を要請し、開催に向けて通常通り準備を行っていました。しかし、活動開始予定の時間になっても東京都から返答はなく、新宿区に連絡したところ、「東京都からは中止と聞いている」とのことでした。
都庁前に、バスカフェ開催を求める市民の方が集まっていると聞いたため、その日のバスカフェ開催はできなくなったという結果の報告に立ち寄ったのであって、政治活動ではありません。
③ それについて、東京都から「目的外使用である」と言われた事実はありません。そもそも、ピンクのバスは①でも述べた通り、公金で購入したものではありません。
④ 東京都に対する監査の過程で協力を求められた際、Colaboは、監査に領収書を確認させなかったという事実はありません。監査委員から求められた調査に応じ、領収書の確認も受けています。
⑤ Colaboが領収書を見せず、東京都が公金として支出したものについてのチェックができない状態に陥ったという事実もありません。
弁護団声明(23年 3 月6日付)でも説明している通り、福祉保健局から提示を求められた領収書原本はすべて提示して、原本の存在の確認を受けています。ただし、Colaboが支援した女性の実名を秘匿して原本を提示した例がありました。
その理由については、弁護団声明「第3 『領収書の一部提示を拒否』と記載されている件について」をお読みいただき、支援事業の利用者と事業受託者との信頼関係維持の重要性と、「領収書記載の女性のプライバシー情報を保護する必要性」について、ご理解いただきたいです。その上で、今後の若年女性支援実施の際に特段に配慮すべき事項として認識いただきたくお願い申し上げます。
東京都が公表した「再調査結果」(2023年3月3日)でも、事業の実施に「必要な経費の実績額について調査を行った。調査内容としては、支出の根拠となる領収書や賃金台帳を確認するとともに、これらの支出を管理している台帳と 突合しているかなどを確認した」と明記されています。
こうした監査や再調査の結果、Colaboに不正や公金の不適切な支出はなかったことは明らかになっています。

3 私たちColaboは2018年10月から2023年3月まで、東京都若年女性支援事業の一環として、東京都と新宿区と三者協定を結び、新宿区役所前の敷地で若年女性支援活動としてバスカフェの開催を行ってきました。活動中に使えるように、庁舎の外付けのコンセントの設置や、トイレを使えるよう玄関を開けておいていただく等のご配慮には感謝しています。
2022年の夏ごろから、Colaboに対するデマ拡散や誹謗中傷が深刻化し、2022年12月から2023年3月にかけて、新宿区役所前で開催していたバスカフェにも複数の男性が妨害にやってきました。そのため、Colaboは裁判所に申し立て、妨害の中心となっていたグループが私たちの半径600メートル以内に近づいてはならないという接近禁止命令を得ました。警察にも相談し、ボランティアによる警備も強化し、活動を安全に継続し、少女たちを危険から守るための対策を行っていました。
一方、東京都や新宿区は深刻な妨害に対して対策を講じたり、何らかの発信をすることもないまま、東京都はColaboに対して、活動中止を要請し、新宿区もこれに従いました。それ以降、新宿区に場所の貸し出しをお願いしてきましたが、許可されずにおりました。
この度、2024 年 7 月22 日の吉住区長の発言により、①から⑤の事実に基づかない事柄が、バスカフェ開催のために新宿区役所前の敷地を貸し出せない理由とされていることがわかりました。
Colaboが東京都と新宿区と三者協定を結んで2018年から2022年度まで行っていた「若年女性支援事業」は、2024年4月1日から施行されている「困難を抱える女性への支援に関する法律」(以下、女性支援法)の先駆けとなりました。Colaboは、これまで支援のニーズが顕在化しなかった困難を抱える若年女性のニーズを把握し、関係性を築くことによって、女性支援法の基本理念の一つとして掲げられている「切れ目のない支援」を実施しています。女性支援法は、「市町村は、困難な問題を抱える女性への支援に関する活動を行う民間の団体と協働して、その自主性を尊重しつつ、困難な問題を抱える女性について、その意向に留意しながら、業務を行うことができる」としています。(「困難を抱える女性への支援に関する法律」第三章十三条)
そこで、私たちは事実に基づかない発言の撤回を求め、バスカフェの新宿区役所前での再開を求めます。

一、2024年7月22日(月)開催「区長と話そう~しんじゅくトーク」における、吉住区長による事実と異なる発言を撤回してください。事実と違う発言により誤解を受けた市民への説明も必要であるため、撤回の事実の公表も求めます。

二、2022年3月まで使用していた新宿区役所前の敷地をColaboのバスカフェ開催のために貸し出してください。

上記要請について、9月27日(金)までに文書でのご回答をお願いいたします。

以上

■提出文書
新宿区長によるColaboに関する不正確な発言の撤回を求める要望書(添付:新宿区が開示した議事録)(2024年9月13日、一般社団法人Colabo)
「区長と話そう~しんじゅくトーク」における新宿区長の発言に対する意見書(2024年9月13日、一般社団法人Colabo 代表理事 仁藤夢乃)

■補足資料
・資料1「令和3年度会計報告に関する東京都の再調査結果を受けた声明」(2023年3月6日、一般社団法人Colabo弁護団)
こちらからも確認いただけます
・資料2「困難を抱える女性を支える Q&A」(2024年3月15日、解放出版社)


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